社会人になってから、憧れの大型2輪免許取得に再挑戦(教習4時間目)

2006年5月13日 4時間目

はぁ、雨止まないナァ~。

と、指導塔の下で持参したお茶を飲みながら休憩。

グローブは当然ぐっしょり。パンツにしみて冷たい・・・。持参したタオルで雨を拭う。 次はATか。マシンはどんなんだ?

銀羽ですな。しばし観察。

でか。

うーん、当然フットブレーキは無いのである。確かフリーウエイはフットブレーキあったよなぁなんて思っていると4時間目のチャイムが鳴る。

大型の最初と同じくして説明に入る。

教官
これが、ライトでキルスイッチがこれで・・・。

新車を買った時の取り扱い説明のような感じで、盗難防止用キー、小物入れ、シート位置調整まで説明してくれる。

つまり、試験用の説明ではなく、免許取得後の実際に走る時の注意事項を説明してくれる。なるほど。これは親切だ。

メーターパネルとかは燃料計がちゃんとあって、小物入れとかも沢山あって車みたいだ。

教官
結構難しいから気をつけてね。大型取って大型ATで事故している人が結構居るから。

見た目は原付のでかい奴で、たかがATと舐めていましたが、要はニーグリップが出来ないんです。足で踏ん張る形を取らないといけない。それからでっかいカウルがあるので下が見えない。これは厄介だな。

さて、教官の後ろについて外周を走ってみる。軽くアクセルをひねると、

「づぉととととぉーー」

と言うプーリ独特エンジン音と加速感。まぁまぁの加速であるが、やっぱり物足らない。でもそこはAT。なんたって楽。

で、姿勢をどう持っていったら良いのか判らない。何処に足置いたら良いんだ?まぁ、普通だったら前に投げ出すように足を置けばいいんだろうけど、教習所ではそれはだめだろうなぁ。しかもガードで塞がれてるし。まぁ、中間ぐらいに置いとくか。

・・・なんか不自然。自分のカッコを鏡で確認してみたい。

で、クランクS字に入る。やはり足元が見えにくい。なんじゃこら曲がらん! 案の定、クランクで曲がりきれずに足を付いてしまった。

教官
結構難しいでしょ。

ええ、難しいですとも。侮りがたし大型AT。

数週してからまた8の字旋回の練習。ニーグリップが出来んから安定しない。でも何とか乗れてきたかな。でもまだ怖い。

パートナーを信用する

何が怖いってこの雨の中、10インチそこそこの小さいタイヤで急旋回なんか出来るか!と思ってたが、ある言葉を思い出した。

教官
マシンを信用して走るようにね。

前回そんな事を言われてた。よっしゃ。こけても良いから寝かしてやる。 すると不思議とマシンが安定する。

おや。 ぐいいんと旋回。マシンもかなり寝てきた。後ろについていた教官も離れていっている。なるほど。マシンを信頼しなさ過ぎてたな。教官も乗れてきたのが分かったのか、この旋回練習を中止して再びスラローム一本橋へ戻る。と思ってたら、左腕に何か白いものが掛かっている。何じゃ?と思ってみてみると、そこには持参したタオルが・・・。あ、雨拭為に使ってたタオルだ・・・・。

・・・じゃ、なんですか。

私はバイクに首からタオル掛けたまま走ってたんですか・・・。

ちょっと恥ずかしい。

気を取り直して一本橋。しかし、下が見えないので1m行かない所でいきなり落ちる。

おう。やっぱ踏ん張れない。

どう踏ん張るんだと悩んでいたら、あ、そうか、足踏ん張ればいいんだった。と思い出す。 なんとか落ちずに渡れるようになった。

スラロームもアクセルコントロールが楽なので、まぁまぁ走れているような感じだ。 折り返しからの直線で思い切りアクセルを開けてみる。まぁまぁの加速があるが、やはり伸びが無い。高回転で滑っているような感じで物足らん。その伸びの無い所ら辺でクラッチ握って変速しそうになる(^^;

暫くスラローム、一本橋を繰り返す。雨は相変わらず降っている。結構服がびちょびちょですよぉー(ーー。 と思ったら、あと3分との事。暫く繰り返して本日の教習は終了。

ふう。

ATはスピード出すと楽だけど、やっぱゆっくりは難しい。ATを舐めてはいけないと言う事がよーく判った。

さーて、来週の大型教習は?

1段階の見極めが有るらしい。

教習コースを繰り返して走りましょう。

の2時間です。んがっくっく。

ふむ。これで教習の3分の1終了。先はまだ長い。 次回は晴れて欲しいな。

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