PhotoShopの次世代フォーマット(webp、avif)対応プラグイン

次世代型画像ファイル形式

ちょっと呆けていると、いつのまにやら新しい技術が水面下で広がっている。その中でも次世代フォーマットのwebp?なにそれと言っている間にavif(av1)なるものが出てきている。ついこないだまでpngが出現して対応していたようにおもうのだが、この業界は本当にせわしない。Wordpressプラグインでも提供されているが、これみよがしにクレジットを要求するものばかり。ただ、デフォルトではavifがアップロードできないので、対応を待つしかない。

googleも次世代フォーマットを推奨していることからchromeは勿論対応しており、主要なブラウザは競ってるかの如く対応している。ならば最初から変換しときましょうか。でもphotoshopは最新バージョン(2021)でもデフォルトでは対応していない。(追記:2022ではデフォルトでwebpが実装された)プラグインシステムがある事も初めて知ったのだが、サイトからプラグインファイル(.8bi)をダウンロードしてphotoshopのプラグインフォルダにコピー、再起動するだけで使えるとの事。

コピー先フォルダ

64bitWindowsであれば、通常はこのディレクトリ。

C:\Program Files\Adobe\Adobe Photoshop 2021\Plug-ins

※バージョンによって2021部分のフォルダ名は変わる。

このディレクトリにzipファイルなら解凍してから.8biファイルをコピーする。コピーする場合は、権限を与えてコピー。

コピーしただけだとセキュリティーが掛かって動かないので、プロパティーを見て、セキュリティー警告が出ている場合は許可してやる。

2つともコピーし終わるとこうなる。

Photoshopを起動

この状態でPhotoshopを起動すると、使えるようになっている。

上記が表示された場合は、プラグインフォルダに無効なファイルがコピーされている事になる。例えば、x64なのに「WebPShop_0_4_2_Win_ARM64.8bi」をダウンロードしてしまっている、また、解凍せずzipファイルのまま置いておくなど。

Photoshopが無事起動できたら、「別名で保存」してやると、avifとwebp項目が増えている。残念ながらweb用書き出しには対応していない。

注意:複数レイヤー等のpsdファイル形式からは保存できない。一度レイヤーの統合行う必要がある。ここはpng等と同様の仕様。

選択して保存を行うと、パラメータ調整画面がでてくる。

基本はデフォルトで構わないが、容量をさらに減らしたいなどであれば調整する事で対応できる。

PhotoShop(2022)では、デフォルトでwebpが実装されていて、画面もより分かりやすくなった。

保存したファイルの容量比較。

PNGが15kに対して、webpは8kで約半分。aivfは少し多くて8.3kだった。(何れも75%品質設定)

考察

googleも必死にページエクスペリエンス強化を謡っており、確かにユーザが見やすいページを作る事は大事なのだが、判り難い謎解きのようなシステム情報で、どの項目・機能を指摘しているのかが分からない。なので、作成側がそのとんちのような難問を必死に調べて解くという無駄な努力を求められる。ユーザエクスペリエンスを謳うなら作成者側のオーサーエクスペリエンスに対してgoogle側が努力してもらいたいという事が私の言い分。

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