序章:一寸にも足らぬ戯言
知らず知らずのうちにWindows11が浸透してきた。まるでコロナが姿を変え、人々に取り付いていくように浸透してきている。流石はマイクロソフト。遅かれ早かれ必ずウィンドウズ11に転換する事になる事は判っているが、また。また覚えなおさなければならない事が億劫だ。これを言い出すと、爺さんの部類に入ってしまうんだろうが・・・。
インターネットが出来ない。
ええ、できません。「接続されていません」と表示される。
ネットワークのアイコンは、接続済みを表すアイコンになっている。ここが地球儀のようなマークや、ビックリマークが付いている場合は、根本的に接続できていないので、ネットワークや物理的配線より上流を疑う必要があるが、今回は接続できているし、同セグメントのネットワーク上でネットが出来ないのはこのPCのみである事から、このPCの中で何か起こっている事になるのだが、以前、インターネットが出来るがこのマークにビックリマークが付いたままという事があったのだが、今回は全くその逆である。
メールは出来るがネットが出来ない。
色々現象を調べると、ブラウザからのネットは出来ないが、メールは出来るというよくわからない現象。DHCPで割り当てられたIPがどこかの固定IPとブッキングしているのかと調べてみたり、空いているIPアドレスを固定で割り振っても駄目。でもメールが出来るし、アイコンは相変わらず涼しい顔して接続済み状態を表している。
原因はプロキシ設定
こういう時は基本に戻り、そのブラウザが示している「プロキシアドレスの確認」とやらをしてみようじゃないか。
エラー画面のリンクをクリックしても良いが、以下の手順でも可能。
1,スタートボタンから「設定」をクリック
2,左ペインのネットワークとインターネットをクリック
3,右ペインの「プロキシ」をクリック
4,プロキシの画面で、下段の「手動プロキシセットアップ」下部、「プロキシサーバを使う」を確認する。
ここで「オン」になってしまっていた。
こんな設定はした覚えがないのだが、これが原因か。
5,プロキシサーバを使うの右側の「セットアップ」をクリック。
6,「プロキシサーバを編集」画面が出てくるので、使っていない場合は、「プロキシサーバを使う」を「オフ」にする。
今回は、身に覚えのないアドレスが入ってしまっていた。これがネットだけ出来ない原因だった。一応プロキシIPアドレスの文字も削除してから、「保存」をクリックして、設定は完了。
検証、考察
今までガンとして「接続されていません」と言われてきたブラウザが、何事もなかったようにサクサク表示するようになった。勿論、ネットーワークアイコンも正常のままだ。一見ありがちな不具合だが、今までプロキシ設定で原因になった事はまずなかった。Windows11になって、便利機能として自動化されているFIX機能が災いしたのか、Window10にはなかった有難迷惑な機能とまた格闘する事になりそうだ。
コメントを残す