Canon ip4700 エラーコード6C10(分解編)

6C10エラー

インクヘッドを洗浄したら使えていたCanon ip4700ですが、またも6C10エラーが出てしまいました。

いきなりここに飛んでこられた方は、まずは、こちらの方法を試してください。

オレンジランプの点滅の意味はこちら。

これまでは、ヘッドの分解清掃とカウンタリセットで基本使えるようになっていましたが、また発生してしまいました。しかも、今回はもう、どうクリーニングしてもリセットしても掃除しても全然復活できません。

・・・流石に参った(=_=)

挙句の果てに、色々やってると電源を入れてから緑ランプが点灯スタンバイ状態になるまでに、緑と6C10エラーと同じくオレンジの交互点滅になるありさま・・・。流石に今回は諦めようかと思いましたが、こんなヤワなプリンターを日本企業が作っているという怒りと、こんな理不尽な理由でキャノンに儲けさせてたまるか!と言う意地( ̄皿 ̄で、なんとか直してやろうと考え直しました。結局原因はヘッドクリーニング機構の汚れ(パイプの詰まり)が原因でした。その修復方法を紹介します。

しかし!この作業はちょっと骨が折れるかもです。なので、時間の無い方は買い直した方が良いかもしれません。

]くどい様ですが、自己責任で作業をお願いします。

先ずは分解

最初に手を付けるのは上部パネル奥側のコーナー部分。

まず、給紙トレイ蓋を上げ、このコーナー部分の内側から、穴にマイナスドライバーを上に沿って入れ、引っかかりを下に押し下げる。

するとコーナー部分は内側にスライドできます。
押し下げると言うよりも、上側に沿ってマイナスドライバーを奥まで突っ込む方が取れやすいです。
※力任せやテコでパネルをスライドさせると爪が折れますのでご注意!!

両サイドパネル取り外し

次に、コーナー部分を外した所に、四角の穴の奥(図赤枠)に白い部分があるので、そこをマイナスドライバーで押し下げると、サイドカバーが外れてきます。これを左右で2か所ずつ計4か所行います。

これで側面が外れます。下部分が外れない場合は、カバー全体を下にずらすようにすると外れやすいです。

同様に左側も同様に白い部分を押しロックを外し、更にコ型の穴にマイナスドライバーを刺して、手前にゆっくり引きながらパネル上部を手前外側に引くとカバーが外れます。(※ここは癖があってなかなか外れない場合があります。折れちゃったりしたらごめんなさい。) 追記:下側に丸いロックがあるので、それをマイナスドライバーで外せば楽に外れるようです。


後ろ側が引っかかる場合は左側に少し引っ張り気味にして開いてください。

スイッチパネル

次にスイッチパネルを外します。
右側側面のネジひとつ(2つ並んでいる右側)を外します。


左側と同じように、右側にあるコの字の穴にマイナスドライバーを刺し、手前にゆっくりテコの要領で引きながら、スイッチパネル上部を手前外側に引くと外れます。(※左側と同じく、癖があってなかなか外れない場合があります。)

勝手に外れる場合もありますが、パネル右側上下の爪を外し、本体正面から見て右下側へスライドさせるように外します。

外れたら、本体と繋がっている板ハーネス(フラットケーブル)を抜きます。続いて、本体を外す為に前もって②のネジを外しておきます。

上蓋分離

次に背面の穴にマイナスドライバーを入れると上部分が外れます。

開いた状態で閉じてしまわないように新聞等を挟みます。

次に全面のスイッチパネルの右横に同じような穴がありますので、同様にドライバーをさしてロックを解きます。
左側にはツメがありますので、押して引っかかりを解きます。

これで上ぶた、スイッチパネル、側面パネルが外れます。

上下メカ分離準備

次に、基盤から出ているハーネスを3か所を外します。

次に印刷メカ部分と下側パネルの分離を行います。

上下メカ分離

上から見て赤丸部分の6つのネジを外します。

下部の奥まっている所にありますので、良く見てください。
また、マグネットの機能があるタイプのドライバーだとネジを取りやすいです。
(追記:強力磁石機能の付いたロングタイプのドライバーをお勧めします。付けるとき少し苦労します。)

全て外すとメカ部分と下側パネルが分離されます。

以上で分離作業は終了です。

原因究明

さて、気になる廃インクタンク部分ですが、このように右側部分は真っ黒状態です。しかし、左側は全くと言っていいほど浸みがありませんね。

因みに、手にインクが付くとお風呂に入って洗ってもなかなか取れないぐらい強力なので、こういう手袋をして作業されることをお勧めします。

吸収体を全てはずしてみました。

外し終わると、なにやら液ダマリがあります。

なにこれ?

んー?インクにしてはドロドロです。

拭いてみると、こんな感じ。恐らく廃インクなんだろうけど・・・?インクのヘドロ化と言う奴でしょうか。それにしても、これだけ無駄になっているという事なんだが、何の為に高価なインクを買わされていのかと疑問に思う。

※頂いたコメント情報によりますと、このインクはドライヤーで暖めると溶けるそうです。周辺部品へ熱の影響を考慮する必要はありますが、下部から熱したり各部を暖めたらインクが溶けだして改善するかもしれませんね。

右側はサラサラした真っ黒の液体が付着していますね。これはインクと一目でわかりますが、この違いはなんだろう。

メカ部下側を見てみると、丁度液ダマリの上側に同じような液体が詰まったチューブがありました。

拡大するとこんな感じ。

どうやらここから流れてきているようです。
このホースは、ヘッドをクリーニングした時に吸い取ったインクを排出するパイプです。なぜか粘度が非常に高くなっており、この粘度が詰まりの原因のようです。

・・・なんでインクタンクを手動で廃棄できるようなシステムにしないのですかね?

インク吸着体

さて先ずは、インク吸着体を洗って乾かします。
洗ってもこんなぐらいにしかなりません。

チューブ

先ほどのチューブを取り外すと、固まったインクが詰まっているのが分かります。

ヘッド部に付着している半乾き状態のインクを吸い集めるからなのでしょうか。

キャノンタイマーの正体?

さて、本題の故障の原因は、プリンター起動時のヘッドクリーニング動作事に、クリーナーとバキュームポンプが動作するのですが、そこの動作が硬くなると動作不良となりエラーが発生するようです。これが、ヘッドインク詰まり以外で発生する「6C10エラー」のようです。これが、キャノンタイマーの姿と言っても良いかもしれません(^^;

実は同型を数台分解しましたが、すべて同じ状態になっていましたので、廃インクの粘度予想ミスだと思います。

インクヘッドクリーニング機構動作


真ん中に見えるのがインク吸着バキューム部分、その横の白い部分がヘッドクリーニング部分。
本来は、ここに次のクリーナーが付いていますが、時系列の関係で取り外しています。ご勘弁。

まず、バキューム部分がせり上がり、ヘッドに密着。

この時点でポンプにより吸い出していると思われます。

次に再度元の位置に下がり、クリーナーが右から左へ(本体の奥から手前)に移動します。

これが、クリーニングの一連の動作のようです。

関連動作

それに合わせて、ポンプも回転します。

奥にチューブが見えるのが判りますでしょうか?このクリーナーとポンプが動かなくなっているのがそもそもの原因です。
起動時のクリーニング時にこの機構にモーターとギアが連結され動こうとするのですが、何故か動きません。手でギアを回してみますが、手の力でも回りません。
恐らく、ポンプ部分が詰まっているのだと思われるので分解してみます。

2本のネジを外し、ポンプのギア固定パネルを外すとギアが現れます。

更にギアとポンプ部分を外すと、チューブが現れます。

回転体を撮るのをわすれたのですが、このチューブの間に回転体が入ります。
テレビの手術シーンとかで血液を送る機械を見たことがあるかと思いますが、それと同じ理論で動作します。要はチューブを絞り送り出す感じですね。今回ここはインクは詰まっていませんでしが、少し動きが渋くなっていたので、シリコンオイルを散布してみました。

次に、吸い取る部分に繋がっている黒いチューブです。これは結構細いです。

写真真ん中にインク吸着部分がありますが、その中に2つずつ穴があるのがわかりますでしょうか?ここの裏にそれぞれチューブが刺さっています。
そこから脱脂洗浄剤(ブレーキクリーナー)をぶちこんでやると、右上だけが詰まったようになっていて、チューブが破裂音と共に外れてしまいました。

外れたチューブからブレーキクリーナーを流し込みますが、カム機構によって開閉する弁があるようで、ギアを回して噴射していると先でブレーキクリーナーが噴射されるようになりました。恐らくここが詰まっていたのではないかと思います。

チューブを元に戻す

つまりが取れた所で繋ぎ直します。

更にヘッドクリーナー部分の摺動回路に対してグリスアップを行う事で、手で回らなかったギアがスムーズに回るようになりました。

また、カム機構も動きが渋くなっている場合がありますので、その場合はグリスアップして動きをスムーズにしてください。

最後に、クリーナー部分を洗浄(スポンジのように見えますが、軽石のような質感です)

洗浄したクリーナーを元の場所へ戻して完了。

以上の洗浄とグリスアップを行って動作がスムーズになるのを確認してから、インク吸収体を廃インクタンクにセットし、再度逆の手順でケースをはめていきます。

ケースの組み立て

嵌めるのはとっても簡単
(↑ 訂正。 ネジのないパネルは簡単ですが、印刷メカ部分と下側パネルを結合するビスは奥まっていて、且つハーネス類が邪魔をするので、少し難しい場合があります。左手前のビスはCDトレイを格納した状態にすれば、隙間が広くなって作業しやすくなます。また、強力な磁石のついたロングタイプのドライバーがあれば楽かもしれません。ビスキャッチドライバーでは少し隙間が足らないかな・・・)

組み立てが終わり、パソコンに繋いで電源を入れると、電源ランプが点灯したスタンバイ状態になりました。
以前はこの状態すらなりませんでした。

印刷テスト

一度、軽度クリーニングを行い、テストプリントすると見事に印刷できるようになりました。

用紙を吸い込む音がした時は、我ながらちょっと感動してしまいました(*^^*

これで、物理的に何かが壊れるまで使えるかな?

考察

日本は世界に誇るモノづくりをしてきたと思います。しかし今見渡せば利益や価格競争だけを追求したモノづくりで、車も、携帯も、パソコンも、プリンタも・・・なにもかも使い捨てのこの時代。これじゃやっぱり駄目なんじゃないでしょうかネ。資源を大切にするという事は、メーカーが一番推し進めていかないといけないではないかとつくづく感じます。

追記:2013年11月10日

暫くして印刷かけたらまたエラーが出てしまいました。うーん・・・。根本的になにか他に詰まっている所があるようです。もう少し弄って、原因を探ってみます。

追記:2013年11月26日

結果から言いますと、印刷できるようになりました。みなさんから頂いたコメントからヒントを得たのですが、私も同じようにスイッチを入れてヘッドが落ち着くまでの動作で、ヘッドがクリーナーにぶち当たる事が多々ありました。なるほど、じゃぁ、ヘッドを制御するセンサーがどこかにあるはずだよなぁ、とよく観察してみたら、ヘッドが読み取るのであろう縦筋格子&丸マークの透明の帯があり、そこが汚れている事に気が付きました。

この帯には細かな縦筋が入っていて、これをヘッドに付いているセンサーが読み取って自分の位置を判断していると思われる。そして、ヘッドホームポジション付近に大きな「●」印があり、この印でヘッドがホームポジションに来たと判断するのだと思う。その帯がインクで汚れていたので清掃。・・・・が、これブレーキクリーナーでも落ちません。あまりきつくすると、縦筋格子印刷まできえてしまいそうなので強く洗浄出来ない。まぁ、幾分綺麗になった感じがあるのでとりあえず、次の作業へ。
ヘッドの他に、用紙送り出し機能のセンサーが2か所ある。

ヘッドと同じように回転位置を判断するのだと思われる透明の円盤。ここも綺麗に掃除。センサーは間に埃が溜まっていないかチェックしてエアブローする。そして真ん中のギアシャフト部分に潤滑剤を少量散布してやった。
あとやった事は、ヘッドクリーナー辺りのメカ摺動部分に上から軽くブレーキクリーナーを散布&掃除した位です。
この状態でクリーニングも行わずにテスト印刷すると見事に印刷できました(^^
でもまぁ、これがまた時間が経ってまた印刷できないと意味がないので、もう少し様子をみてみます。

追記:2013年12月10日

今月の携帯利用明細書も無事印刷できました。
センサーの掃除をしてからすごく調子良いように思います。
これで年賀状も印刷できるかな~(^^

追記:2013年12月23日

無事、来年の年賀状も綺麗に印刷できましたヽ(*´v`*)ノ
来年も皆様にとって良い年になりますように(^^

追記:2014年12月31日

また違う原因で壊れました。
今回は時間が無いので諦めました。
詳細はこちら

皆様、色々コメント等頂き、ありがとうございました。
来年もどうぞこのブログ共々よろしくお願いしますm(__)m

宜しければ、シェアお願いします。

38件のコメント

iP4930の使用者です。
よく使ったもので、10年以上使っています。
最近ノズルクリーンの際にガリガリとギアの異音がしていたのですが、異音の後には、普通にプリントできていたので、まぁいいかっと使用を続けていました。しかし、いよいよ、その異音の継続時間が長くなり、さらには、エラーで止まったりと、末期症状になってきました。
解体して修理するかと思い、このサイトにたどり着きました。
でも、解体からセットアップまで、丸一日かかりそうなので、ちょっと悩んでいます。
インクタンクのリセッターを使い、インク自体は、ダイソーで売っているインクを補充することにより、格安のランニングコストだったのですが、機種更新をすると、所持しているインクは使えるでしょうけどインクタンクリセッターは使えなくなります。
後継機を購入しても16000円程度なので、悩みどころです。
廃インクタンクの満タン警報が2回出て、その度にリセットプログラムを使って、リセットしているので、元々寿命なのですが、その他は、ご機嫌よく動いていたので、使い続けていました。そろそろお役御免と考えた方がいいのかもしれません。
ほかの人は、寿命が短かったとおっしゃっていますが、10年以上使えたことは、優秀な機械だったと思えます。

コメントありがとうございます。
10年以上も使われているんですか?それは凄いですね!
私は忍耐力が無いので、その技術の忍耐は到底真似できません。素晴らしいです。
使い方でどうにでもなるという事ですね。まだまだ未熟です。以後精進いたします。
分解は作業もそうですが準備も大変だと思います。インクが手につくとなかなか取れないので、手袋や養生が必須です。
ご検討をお祈りします。
拙いサイトですが、また見て頂けますと幸いです。

記事掲載ありがとうございます。いまだにiP4700を使用しており、ここ最近印刷直前のヘッド動作でベルトorギヤ滑りとみられる現象でエラーが頻発し、再起動するたびにインクをガバガバ消費するようになったので、こちらを参考に分解・清掃しました。ローラーかヘッド周りになインクの汚れがついてしまっているようですが、ひとまずはエラーが出なくなったようです。

コメントありがとうございます。
お役に立てたようで何よりです。

頂けるコメントが何より励みになります。
拙いブログですが、また何かお役に立てれば幸いです。

サイト掲載感謝いたします。

IP4830(互換性カートリッジインク使用)、2度目の故障でほぼ同様な分解し、清掃しました。
(1度目はプリンターヘッドのクリーニングで改善。)
が、回復できず、故障時の症状(BCI325カートリッジ空からのB200点滅)を思い出し、
インクの準備噴射がされていないことに気づきました。
互換性カートリッジインク(&更にインク補充)はICチップ用リセッターでリセットし、
使用していたのですが(メーカーにとっては嫌な利用者)、
ネット接続で使用できないよう、B200点滅(修理依頼)を促されていたようです。
で、純正カートリッジ(インク補充)を再セットしたところ、B200が表示されず、予備動作開始しました。
そして、満タンにした互換性カートリッジインクに交換し、プリントした所、完全復活しました。
ネット接続により互換性インクを排除しようとする動きがあるのかなと改めて感じました。

でも、分解してみて、2万円以下のプリンターでもこんなに複雑な構造で設計者には頭下がりますが…
テレビ、ブルーレイレコーダーの故障も経験し、コスト削減尊重で作っている側も疲弊しているのだなと…

分解清掃が改善には至りませんでしたが、お陰様で、プリンター構造の勉強になりました。
貴殿のように掲載してくれる方が沢山いらっしゃることに頭下がります。
普段は返信することないのですが、小生の使用状況 ・改善方法が他のサイトにも載っていないため、
お役に立てばと返信させて頂きます。

本当にありがとうございました。

コメント有難うございます。

純正インク制御がかかっているとは知りませんでした。
有難うございます。勉強になりました。

拙いブログですが、また何かお役に立てれば幸いです。

突然で申し訳ありません。
IP4700 スイッチパネルの板ハーネスの外し方を教えていただけませんか。
「インク吸収体が満杯」との、警告が出たのでサイトを見ながら解体中なのですが、
幅6㎜の板ハーネスでは無理に引っ張ることもできず、立ち往生しています。
インク吸収体の代替品・製品の心当たりがあれば併せてお願いいたします。

コメントありがとうございます。
この板ハーネスは、ハーネスの先にコネクタ等が付いているタイプではないので、そのまま生えている方向にゆっくり引っ張ると、ハーネスだけ抜けます。(写真の状態)
これが正常な外れた状態になります。



戻す時もハーネス自体に少し硬さがあるので、逆にそのまま奥まで刺してやる事で接続が完了します。
その際、向きを間違えないようにしてください。

質問の意味外していたらごめんなさい。

インク吸収体ですが、記事にありますように廃インク自体が粘度がある為、純正インク吸収体でもあまり役に立っていないようです。
ですので代替品としてはインクが流れ出ないようにする為、ガーゼでもティッシュペーパーでも何枚か重ねて置く等、何でもいいのではないかと思います。
残念ながら、製品としては私は見たことがありません。

質問の意味、的中です。
無事外れました。
画像まで付けていただき、大変分かりやすかったです。
吸収体を水洗いして(再利用することにしました)干しましたので
組み上がりましたらご報告いたします。
ありがとうございました。

お返事ありがとうございました。
無事外れたようで良かったです。
直ることを祈っております。

お世話になります。
四苦八苦の末組上げましたが、電源を入れると・・・
5本のインクカートリッジが認識されません。
再度解体するも原因が解ろうはずもなく、あえなく撃沈しました。

深い位置のビス締は、
 ドライバーにビスネジをはめる。
 ドライバーとビスネジをセロテープで巻く。
 ビスネジ側のセロテープはビスネジが落ちない程度

これで楽にビスネジの脱着ができました。
又の機会もよろしくお願いいたします。
ご指導有難うございました。

作業お疲れ様でした。
うーん。そうでしたか。
折角頑張ってもらったのに残念です。

ビスネジの方法ありがとうございます。
勉強になりました。

拙いブログですが、また何かお役に立てれば幸いです。

廃棄を考えざるを得なかったiP4700プリンタがよみがえりました。

先日、iP4700プリンタに紙詰まりが発生し取り除いたのですが、2cm四方程度の紙が筐体内部に残り、場所はインクカートリッジの右側付近と推測したのですが、如何せん筐体の外し方(分解方法)が全くわかりません。長く使ったのと往復運賃・修理代金、ちょうど年賀状作成時期であること等を考え、新しく買い替えようと思い調べてみると、プリンタの本体価格はそこそこなのですが、インクの価格の高いこと高いこと。新しく買うプリンタの機種も決め発注もしましたが、たかが紙が詰まった程度で使い込んだiP4700は捨てがたく、そんな時にネットに分解方法が出てないかとふと思い、検索で本記載に偶然出会うことができました。結果、写真と文面を参考に、筐体内部の紙屑を見事に取り除くことが出来ました。本記事を掲載してくれたTOMSWORDさんには、感謝、感謝です。今後は、2台のプリンタを用途で使い分けていくことを考えています。ありがとうございました。

コメントありがとうございます。
喜んでいただけたようで私も嬉しく思います。

インクは本当に高いですね。
下手するとインク代で本体が買えてしまいそうな勢いです。
何故こんなにも高いのか・・・。
このあたりの矛盾といいますが、企業の考え方を改めていただきたいものです。

拙いブログですが、また何かお役に立てれば幸いです。

初めまして。iP4600ですがサイトを参考にしながら、ポンプと黒チューブ外して洗浄やら潤滑油とグリス追加など出来ることは全てやったつもりですが、相変わらず。。。
ttps://youtu.be/e3L-H441hk4
ヘッドがホームポジションに来る時にコケてるようにも見えますが、「丸マークの透明の帯」は綺麗っぽいし、ヘッドユニットの裏側に「丸マークを読むためのセンサー」が有ると思われますが、これを掃除することは出来るでしょうか?
たぶんこれが廃棄前の最後のトライアルになると思います。よろしくお願いします。

コメントありがとうございます。

センサーがあったのかどうか記憶にないのですが・・・、
確か私もヘッドを外してみたのですが、どうもこれをやってしまうとクリアランスが崩れるようで、
http://www.tomsword.com/weblog/demise-of-the-canon-ip4700/
もとに戻して動くようになっても、ヘッドの動きが余計に悪くなってしまい、それで私も諦めました・・・。
あまりお勧めできないのですが、ダメ元という事であればチャレンジしてもいいかもしれません。
ちなみに外すのは結構手間でした。写真がないので案内出来ませんがご了承ください。

的外れな回答になってなければ良いですが、
あまり参考にならない返答で面目ないです。

お世話になっております。結局「本体付きインク」iP2700(税別2,900)で手を打ちました。

●マーク付きの帯を外して洗浄。
ヘッドユニットの裏側に、KUREパーツクリーナー・プラスチックセーフを注入し、エアダスター。
例の帯は、ヘッドユニット裏側のトンネル状の穴をくぐっていました。●マークセンサはトンネル内に隠れているようです。
ヘッドユニットの取り外しは非常に難しそうで、部品を無くしたり組み直し出来なさそうな予感がするので、止めました。

全般にパーツクリーナー噴射し直してみましたが症状に改善見られず、もう自分に出来そうなことはありません。
これ以上トライアルしても精神衛生上良くないので、見切りをつけました。
どうも有り難うございました。

ご報告ありがとうございます。

やはりというか・・・、駄目でしたか(TT
確かに簡単には外れない構造になっていたと思います。
メンテナンスの事は考えてない構造のようですね。

作業お疲れ様でございました。
それにしても、新しいプリンタってかなり安いんですね・・・。

管理人様、返信遅れまして申し訳ありません。
廃棄処分なさってから時間が経ってしまっているので、細かい点が判らなくなるのは仕方ないかと存じます。

トライアルは週末になりそうです。まずはマーク付きの透明なテープ(ばねで引っ張っているヤツ)を外して、綿棒か何かにKUREパーツクリーナー・プラスチックセーフをぶっ掛け、ヘッドユニットの裏側をこすってみようと思います。
それでも駄目ならパーツクリーナーを更に大量ぶっ掛け、さらに駄目ならヘッドをむしり取って洗浄。
そこでコケたら、ばらばらに破壊してゴミ出しになりそうです(環境配慮のRoHS対応だし)。

お返事ありがとうございました。
直ることを祈っております。
結果また教えていただければ嬉しいです。

本日年賀状を作っていると、10枚目を印刷したところで
例の6C10エラーが出ました
対応策を検索中に貴サイトにたどり着き、まずはヘッド掃除から
はじめたのですが、結局動かず写真を参考に分解清掃を行いました
そこまでは良かったのですが・・・
メカを外す際に基盤に傷をつけてしまったようで、あえなくご臨終とあいなりました
ともあれ、どうせ駄目ならと全バラしてみたのですが、インクヘドロのみが原因の場合
裏からドライヤーを当ててあげると改善しそうです
ためしにやってみましたが、結構溶けました
どなたかの参考になれば、ウチのプリンターも浮かばれます
以上

コメントありがとうございました。

作業お疲れ様でした。
なるほど。確かにインクだまりは筐体下面にあるので直接熱が伝わりそうですね。
それで周りに流れ出れば分解せずとも直る可能性はありますね。
という事はヘッドも温めれば良いのでしょうか。

勉強になりました。情報有難うございました。

私のキャノンMP640が同じく、6C10のエラーがでています。
私の印刷機も直してもらいたいくらいです。この機種は、キャノンの修理担当者さんが、いうには平成26年9月30日で修理が終わって、もし直すのであれば、今月中でないとだめで、修理代金は9740円と、送料がかかるとのこと。
修理代金を払って直すか、諦めて捨てるか?迷ってます。でも、直そうと思ったらなおせるんですね。私には無理ですが・・・分解掃除をして、画像をみて感動しました。いいですね。自分で直せたら・・・・

コメントありがとうございました。

修理にも期限があったんですね。
これは製品を大事に使ってもらいたいと言うコンセプトは全く無いという事ですね。
エコを前面に出し新製品を推奨するのに、物を大事に使うと言う事は考えない。
本末転倒といって過言ではないと思います。
企業姿勢といい品質といい修理代金といい、メーカに対して憤りを感じます。

最近は景気が良くなったのかどうか分かりませんが、
大名商売の企業が増えてきている気がします。

これを是正、自衛するには、やはりこういった一人ひとりの利用者からメッセージを発信して行く事しかないと思います。政治もしかり、国民や消費者の考えを無視して成り立たつものではないと思いますから。

iP4700の分解時に、大いに参考にさせていただきました。ありがとうございました。
1点だけ、正面左のカバーは右のスイッチパネルと同様に、底面に丸フックがありますので、そこを外せばコの字型の穴にドライバを挿し込む必要はありませんでした。

何にせよ、6C10エラーが頻発するのが耐久性を無視した低コスト設計のせいなのは、前世代のiP4500と見比べても明らかなので、こういう機種でメーカー修理に出すのは馬鹿らしいですね。

コメント有難うございます。
お役に立てたようで何よりです。

左側は簡単に外れるんですね。
有難うございます。勉強になりました。

世の中の流れでしょうが、プリンターの価格は安く、インクは高い。インクで利益をだす方針なんでしょうが、高い
また、ある枚数印刷したら、メーカー修理。これまた、修理代金で、新しいプリンタが、インク込みで買えそうです
そこで、ネットで探して、隠しコマンド発見、プリンター復活が、1か月は順調に動作しました。
しかし、年賀状を少し印刷したら、搬送装置異常で、プリントできない。またまた、ネット検索で、このサイト発見プリンターの分解方法を参考に、ケースを外したら、なんと、観葉植物の葉がプリンター内部に、干からびてました。これを取り除いたら、順調に動作しております。
 新しいプリンターを買わずにすみました。ありがとうございました。
 

コメントありがとうございます。
思いがけないトラブルが有るものですね。
お役に立てたようで良かったです。

はじめまして。同社の別のプリンタで同じエラーが出てしまいまして、こちらのサイトにたどり着きました。
こちらを見ながら分解をし、インクの溜まりなどを洗って元に戻したところ、何とか復活して動くようになりました。
起動時にガタガタと大きな音がするところが少し心配ですが、まだまだ使えそうです。
大変分かりやすく、たくさんのことを参考にさせていただきました。本当にありがとうございました。

コメント有難うございました。
少しでもお役にたてれば幸いです。

元々、キャノンはヘッド制御が良くないんでしょうか。
みなさん同じように症状に陥っているようです。
なにかそのあたりに打開策が隠れているような気がしてきました。

ip4700エラー6C10直ったみたいです。Google 検索でその数の多さに驚きました。で、こちらに着陸です。

ヘッド周りの洗浄では解決せず、半分あきらめてヨドバシで次機種の選定を始めつつ、ふと気づいたのですが、
自分の不具合はヘッドがガコンとなにかにあたって跳ね上がるのです。

壊れてれてもいいやと大胆にケースをばらして(分解法、大変参考になりました、ありがとうございます)。

観察すると、インク受け(?)が上昇位置にあるのとヘッドがガコンと衝突してしまうのが問題なようです。
インク受けは上下する機構になっているのですが、ヘッドとの位置関係のセンサーに不具合があるのか、
強制的に右端にヘッドを納めても(かなり、やけになってましたね、このとき)だめです。

最終手段で、洗浄剤噴射!やけになってあちこち大量に何回かやっていたら、なんと復帰しました。

ここからは自分勝手な推定ですが、ヘッドクリーニング時に飛び散ったインクが悪さをしているようなので
インク受け周りに噴いたのが効いたみたいです。洗浄剤はハヤトールNXです。アルカリ系とあるので
いつまで持つか判りませんが、とりあえず、気分は良いです。
ケース分解法、大変参考になりました、ありがとうございます。

コメント有難うございました。
少しでもお役にたてれば幸いです。

私もクリーナー部分にヘッドが当たって、スムーズな動きをしない時があります。
何か隠れたセンサーがあるのでしょうか。
そのあたり調べてみたいと思います。

今回6C10が発生し、何とかならないかと調べていたら
こちらにたどり着き機種も全く同じでしたのでサイトを見ながら
挑戦したら無事復活しました。
とても解りやすく大変助かりました。
ありがとうございます。

コメントありがとうございます。
お役に立てたようで良かったです。

一人でも多く、長く使えるようになればと思います。

昨年、6C10が出て自分で直そうと思い、分解しましたが、敢え無く撃沈。
電源も入らない状態まで悪化してしまいました。
仕方なく、中古品を購入して使っていましたが、また全く同じ症状で使えなくなってしまいました。
こちらの情報を参考にさせてもらい、昨年電源が入らなくなった機体でまずマスターしてから、今回壊れた機体を修理して見ました。
おかげさまで、何とか復活させることが出来ました。
意外と難しかったのは、上半分と下半分を固定するネジを差し込むときでした。
柄が長く、磁石の強いドライバーがあれば、苦労せずに済んだかなぁと思います。

コメントありがとうございます。
少しでもお役にたていれば幸いです。
確かに、固定ビスは奥まっている上に、ハーネス類が邪魔して付けにくいですね。
ご意見参考にして、説明文を変更したいと思います。

以前同型プリンターの修理の際、救われたものです。
今回の記事も、大変参考になりました。
ここまでくると、半永久的に使えるんじゃないと思ってしまいます。

コメント有難うございます。
もう少し早く判れば良かったのですが・・・。

一人でも多くの方が長く使えるようになればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA