けろよん!#1 車検!

けいおん!

いやいや、ギブソン・レスポールをソフトケースに入れて登校するなんざ、なんちゅう度胸というか、怖いもの知らずというか・・・。大体!何で高校生の分際でマーシャルのフルスタックなんか使えるんだっっつつ!?っという突っ込み所満載のアニメ・・・。


でも、第一話の「翼をください」の演奏シーンはなかなかリアリティーがあって良いなぁと思って、私も軽音部出身という事でついつい観てしまった・・・。人気が出るのも分かる気がする。

特に、ベース担当の田辺トシノというスタジオミュージシャンが、挿入歌を良いベースラインで弾いていると思う。

けろよん!車検!

さて、タイトルどおりの妻のけろよん号車検の巻です。まぁ、次回車検の為の備忘録も兼ねてますが・・・。今年は「プレリュード」と「けろよん号」と「CB1300」の車検が目白押しで忙しいのですよ。ちゅーか、2年後も同じだな。

けろよん号は前回まで民間の格安車検に持ち込んでたが、まぁ、この不景気で例に漏れずうちも財政難に見舞われてまして、1円でも安く仕上げたいという思いから、ユーザ車検で経費を浮かしてやろうという事にしました。会社も暇だし・・・と思ったら、そんな時に限って仕事が忙しくなったり・・・。予定していた車検日を1週間繰り上げて、強引に休みを取ってユーザ車検に挑むことにした。

軽のユーザ車検は14年振りかな。なので、記憶をたどっていくが綺麗に頭のメモリーから消去されてまして、まぁ、普通車と同じだと思うので気楽に考える。

整備コースは、

  • シャシ洗浄
  • リアカップ交換
  • ブレーキフルード
  • エンジンオイル
  • オイルエレメント
  • 24ヶ月点検作業

という、バリューコース。

高年式なので、気を使わなくて良いので楽だ。

プラグは2万キロ走破している事もあって、そろそろ交換時期。でもこのプラグ、厄介な事に1気筒に2本も付いているので、交換するにはV6エンジンと同様に6本も交換せねばならない。イリジュームにしようかと考えていたのだが、うーん、どうしよう・・・。とりあえず保留にする。それから、バッテリーもそろそろやばい。加えてタイヤも溝はあるけどヒビが酷い。さすがヨコハマタイヤ。うーん。まぁ、車検には問題ないから、これも先伸ばしにする事にする。

まぁ、これが民間車検で受けるとすべて交換しないと通らないぞと脅され、追加料金がどーん!と来て落胆させられるか、若しくはなーんもなしで通すだけでほったらかし~という事になるのだ。前者ならまだ良いが、通すだけの店だったらまたこれは恐ろしい事だ。ま、最近はそんな店は少なくなっていると思うが・・・。

さて、シャシ洗浄を行った所、やはりそれなりに汚れていた。購入した当時は、そんなに汚れてはいないと思っていたが、この車を購入した店が大概いい加減な店で、オイル交換だけして車検を通して納車をしやがった。おそらくはシャシ洗浄もしてないはず。やはり、車購入はちょっと高くても信頼のおける店じゃないとだめだ。

さて、シャシを綺麗にした所でカップ交換と行きたかったのですが、予定を早めてしまったので部品を入手する事が出来ず、これも後回しという事にした。まぁ、落ち着いてからゆっくりするべ。大体、納車時に交換してなかったのでこれも後から私が交換したわけで、まだ2年まで余裕があるから大丈なのだ。

オイルは、以前カー用品店の店じまいセールで買った化学合成油を入れてやる。これでちょっとは燃費も良くなるだろうか。

タイヤはヒビわれな状態ながらローテーションをかましてやる。ファンベルトは健全。パワステポンプが無いのでベルトは1本しかない。最近は本当に合理的になってるなぁ・・。ちゅーか、元HONDAのサービスマンとしては右回りエンジンはやっぱり慣れない・・・。

エアクリーナは少し汚れているが、張り付いている汚れを叩き落せばまだ使える。ブーツ類もまったくの健全そのもの。あとは、ロアアームにすこし錆が入っていたのが気になるが・・・。全オーナーが乗り上げたのか脱輪か・・・。

ATFもきれいなもの。ちょっと量が足らんかもしれん。あとで足して、タイミングを見て下抜き交換するか・・・。

ブレーキパットもシューも問題なし。その他、保安装置をチェックして車検整備は完了。やっぱり光軸が心配だな。サイドスリップも。落ちたらテスター屋で追い金かかるから尚更である。自分のガレージに光軸とサイドスリップテスタが欲しい。あとリフトと・・・。

書類を用意

さて、あとは、書類をそろえるのみ。

事前にそろえられるのはこれだけ。

  1. 車検査証
  2. 軽自動車税納税証明書
  3. 自動車損害賠償責任保険証明書
  4. 点検整備記録簿←つか、これ要らんのかも?)2017年では必須になってました。

点検整備記録簿は、リンク先のPDFを印刷して使った。

車検予約は、軽自動車検査予約システムで行う。最近はすべてインターネットで可能だ。便利だねぇ。

車検当日

さて、会社を休んで当日。朝はストーブをつけないと寒いぐらい。本当に温暖化なんですかね?

書類にお金、ハンコとカメラを持っていざ出発。

到着するが、こんなんだっけか・・・と言うぐらいの記憶しかない。建物は真新しいので作り変えたのかな。

書類を持って建物に入る。自動ドアが省電力の為か閉鎖されていた。

まずは、0番に向かう。看板には0番からと書いてあるが、うそやん。いきなり5番に行って予約番号を告げ、検査票をもらう。

もう一度0番に戻り継続検査申請書(軽専用第2号様式)を35円でを買う。それから、重量税納付書を貰い必要事項を記入。3番で重量税7,600円と検査手数料1,400円を払い印紙を納付書に張る。これは、書類を差し出せば勝手にやってくれる。

印紙はご丁寧に水でぼとぼとにして張ってくださった。・・・もちょっと気を使ってくれていい気がする。
これでコースへ行って良いよといわれるので、コースへ向かう。

必要書類一式

車検証
自賠責21,970円
継続検査申請書(軽専用第2号様式)+検査料1,400円
重量税納付書+重量税7,600円
検査表
整備記録簿

検査コースへ

このとき、書類をカウンターに広げた際にバインダーを置いて行ってしまったのだが、浮かれているので気づかずにコースへ。

で、確か、軽はホイールキャップを外さなくて良いはずだよなと、コースの下見も兼ねて見学・・・・。しかし、ちゃーんとホイールナット叩いてるので外さねばならないと悟る。んー、記憶違いか・・・。

それから、リフトに乗って下回りのチェックでは、ハンドルを自分で振ら無ければならないのだが、確か左右いっぱいに切る筈だったのだが、小刻みに振ればいいようになっていた。うーむ。これは地域の差か?

コース内では、野太い威勢いの良い声が飛び交っている。うーん、なにか昔を思い出すねぇ。
さて、コースの下見も出来たので、兎に角、ホイールカバーを外してコースイン。

軽車検コースは1~3コースまであり、たぶん、1コースがユーザ車検用だろうなと思ってたら、やはり「不慣れな方用」と看板に書かれていた。はいはい。不慣れという事で・・・。

コースインすると、ほとんど車が居ない。信号は赤だし・・・・。と、とまっていると、「こっちまで来て良いよ」という検査員の指示が。初心者として入っていったので親切な対応である。「初めてですか?」と聞かれたので、「はい初めてです」と答えておいた。

下車してボンネットを開けてくださいといわれたので、ボンネットのロックを外して下車。検査員がマフラーにプローブを突っ込んでくれた。やはりなにか勝手が違うので、様子を見ていたらボンネットを開けるのを忘れる。「開閉までしてください」といわれ、あぁ、すまんすまん、と思いつつあわてて開けてあげる。検査員がフレームナンバーとエンジン形式をチェックし始める。ものの数秒でOKが出たので、ボンネットを閉める。

休憩時間

検査官が運転席に入って距離をチェック。書類を返され、おもむろに「今から休憩時間だから、30分まで待ってください」といわれる。

あら・・・。いつもこうなるのよね。しょうがない。その間に写真撮影だ。

すべて全自動になっている。金かけてるな。

当たり障りのないBGMが流れ、また無駄な時間が過ぎてゆく。そんなこんなで30分になった。

気を取り直して、検査開始

エンジンをかけ、もう終わっているのに癖で排気ガス検査の為にとエンジンを吹かしてしまう(- -;
「待機」が「侵入」に変わり、ゆっくり前進。これは普通車と同じくサイドスリップから。

難なく「○」がついた。よかった。第一門突破。

次はスピード、光軸、ブレーキ回り。初心者という事で、横に検査員がついてくれている。まぁ、はいはいと指示通りにやる。

心配していた光軸も両方「○」がついて、追い金無確定。ふふふ(^^

すべて異常なしだったので、次は下回り検査である。

で、なぜか軽はドライブオンリフトなのだ。その前に、保安装置のチェック。

ライト上下、ウインカー、ブレーキランプ、ハザード、バック、ワイパーウォッシャー。
以上問題なし。

これが終わると、エンジンを切って下回り検査の為、リフトが上昇する。

検査員

ハンドル振って~

といわれるので、「はーい」と答えながら小刻みにハンドルを振る。

検査員

ブレーキ踏んで~

といわれるので、同じく「はーい」と答えながらブレーキを踏む。

しばらく、カンコンキンコン叩かれながら待つ。

スポットクーラーの口がこちらを向いていた。夏場は冷風が出るんだろうな。なんと高待遇。昔そんなのなかったぜ・・・・。

リフトが降り、合格のハンコがつかれた書類が戻ってきた。よし。

以上で車検は終了。事務所に戻り、新しい車検証とステッカーをGET。

費用一覧

  1. 継続検査申請書(軽専用第2号様式)35円
  2. 自賠責21,970円
  3. 重量税7,600円
  4. 検査手数料1,400円
  5. ブレーキフルード(DOT3)1,000円
  6. リアブレーキカップキット1,220円
  7. エンジンオイル(化学合成)3,500円
  8. オイルエレメント(HAMP)330円

合計 3,7055円

無事帰宅して、うん。24ヶ月点検やってこの値段は家計大助かり~と喜んでいると、バインダーが無いことにやっと気がつく、一転ブルーになってあわててもう一度検査場まで取りに行った。

軽自動車検査協会は、陸事と比べて雰囲気がピリピリしているように思えた。言うなれば、昔の陸事に似た緊張感がある。検査員も同じ雰囲気だな。いいのか悪いのか。悪く言えば昔から何も変わってないってことにはなるね・・・。

そりゃぁ、あかんがな。