「筆まめ」差出人フォントが勝手に変わる。

「筆まめ」差出人フォントが勝手に変わる。

さて、年の瀬。今年はコロナ禍で、季節の行事がほぼキャンセル。季節問わずマスク着用。そのせいか、2020年は2月頃から季節感を感じられず、気が付いたら12月になっていて、まだ今年の冬のままのような感覚になっている。

そういえば年賀状まだ書いてないや。もうすぐ締め切りの25日じゃないのよ、と焦って作成し始める。

例年通り、ウェブから年賀素材をダウンロードして、年賀状通信欄?は作れたのだが、OSを入れ替えていた関係で、宛名書きソフト「筆まめVer.10」を再インストールした。

Ver.10の10は平成年度を表すようで、すなわち、平成10年に買ったやつを未だに使っているという、超ドケチ野郎の私です。だって、使えるんだもの。

何故か、宛先毎にフォントが部分部分で変わってしまう。

さて、宛先も差出人も編集を終えた所で、カードの最初から最後まで表示させて、間違いないかをチャックしていると、宛先カードを変える度にフォントが微妙に変わっている。

ん?なにこれ。

使いたくないフォントが出たりしている。フォントは「CRC&G 流麗行書体」を設定しているのだが、このフォントを使用していると勝手に一部フォントが変わる。

なんか、嫌です。

複字体?

この不具合の規則性がないかと色々試していると、どうやら、宛名に差出人と同じ文字があると、変えられている感じがする。なんじゃら?と思って色々調べると、複字体というフォントシステムのようで、手書き感の風合いを損なわないようにする為らしい。

・・・・・

そんなの大きなお世話。変なフォントにされる方が嫌です。大体、手書きと思わせる子供だまし的な事は考えてない。

回避方法

で、その設定もなかなか見つけにくい。

この筆まめは、カーソルの位置によって上部メニュー内に表示される内容が変わるらしく、この辺りが筆まめの使い難さを助長しているように思う。

なので、あれ?さっきの設定どこ行った?と言う「探す」という無駄な時間が発生する。そこが難点で、イラっとする所。

まず、宛名表示(文面ウィンドウ)にフォーカスを当てた状態で、メニューの設定(S)→宛名レイアウトの設定(L)…を選択する。

すると、宛名ウィンドウレイアウト設定が表示される。

バージョンによって異なるかもしれないが、Ver.10については4行目に

「CRC&G流麗行書体フォント使用時、複字体を有効にする(V) 」

があるので、このチェックを外す

これにチェックが入っていると、複字体という大きなお世話機能が働いてフォントが勝手にかわってしまう

これで、全ての宛名で同じフォント表示、印刷がされるようになりました。

すっきりです。

※ちなみに、最新の筆まめ(33)では、違和感ないフォントで構成されているようです。
実際に33を使って今年のあて名書きをしましたが、良い感じで印刷できました。

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