2006年5月6日 教習一日目
本日第一日目教習に行ってまいりました(^^
予約してから2週間も経っていたので自分の中で期待と不安が増幅され、めっちゃ緊張してしまった。
試験場でも無いのに、なんでこんなに緊張するんだろうかと思いつつ教習所へ。
教習所ロビーで待っていると教官が私を呼び出す。
と丁寧に挨拶してくれた。
うーん、緊張するぜ。
教習用バイクは勿論ホンダCB750
メットを持ってコースへ出陣。まずは、腹、背中、肘、膝のプロテクターを装着。なんでも最近怪我が多いのでこれをつけるようになったとか。ちょっとぼろぼろでなんだかみっともない。 ま、いいや。 まずは教習車の説明から。
やはり教習車はHONDA RC42のCB750である。
銀色をしているのである。銀色の渋い奴。
見た目は思ったよりでかくない。そして教習車の証である、色んなランプが付いている。 しかし、教習車として散々な扱いをされているのか、あちこちボコボコで傷だらけ。 一通り説明を受けて、まずはサイドスタンド、センター掛け、引き起こし。 次にセンタースタンドを掛けたまま乗車してエンジンスタート。5速まで上げてニュートラルまで戻す。 見た目はでかく見えなかったが、やはりタンクはでかい。バイクに跨ってニーグリップをすると、俺はナナハンでっせー!とタンクが主張する。
とりあえず乗車方法を教わった所で、コース外周を教官の後ろについて走る。
えーと、サイド払って跨がって、ミラー直して、キーひねってスタートボタンと・・。
きゅきゅきゅきゅきゅフォーーーン!
ちょっとエンジンは調子悪い。結構煽ってやらないと始動しない。それから酷使されているからか、ニュートラルに入りにくい。
いよいよ教習コースへ
後方確認してさぁスタート!
クラッチタイミングはちょっとハンクラ大目でミート。スルスルと動き出す。 おおっと、10年ぶりだなこの感覚。
いきなりS字クランク
・・・なんとか走れてるみたいだ。2,3週するといきなりS字クランクに入りだす教官。
おいおい、聞いてないがな教官!
「ま、大丈夫か」と、たかをくくってコースイン。
せまっ!(++
コースにパイロンが立っているが、それ以上に狭くパイロンが立っている。バイクを倒そうとすると接触しそうになる。バイクに大げさなガードが付いているので尚更。
うええ。
思わずフロントブレーキを掛けてしまう。ぐんと前加重になってしまいマシンはふらふらに。 こ、こけるこける! と何とか耐えてS字は抜けられた。
ほーっとするのも束の間、こんどはクランク。
S字ほど狭く無いが、やはりパイロンと車体のガードが邪魔して車体を倒す事が出来ないのでほぼ直立で曲がる事を強制される。中型とは違いホイールベースが長いので猶更。車のように切り替えしが出来ないから車体の通るラインを予想して侵入しないと曲がりきれなくなる。教官は何事も無かったように抜けて行くが、へろへろになって私は脱出する。
更に中型みたいに簡単にマシンを倒す事が出来ない。ホイールベースが長い事もあるからだろう。うーん、おそるべし大型。ここで初めて大型の難しさを知る。
要は、速く走る、バイクを寝かせて曲がるのは誰でも出来る。そうではなく、ゆっくり走り、バンクをせず直立で安定して進む曲がるを求められるのがこの大型二輪。
その、難しさの全てを払拭してくれる直線加速。ぼろいバイクとは言え、さすがのトルクである。速い。
うーん、きもちいいーー。
数週まわると今度は8の字旋回。まぁ、大丈夫かなぁとこれも思っていたが、やっぱりなかなかマシンが倒れない。視線もどうしても近くを見てしまう。
2速でアクセルコントロールするが、ギアの遊びが多く感じてしまいギクシャクしてしまう。 暫く8の字を走ってみるとちょっとずつ慣れてきた。
スラローム
そして、次はスラローム。教官がすいすいと抜けていくが、やっぱりギクシャク。
こ、こんなはずでわ・・・。やっぱり大型は大変だぁ。
一本橋
次は一本橋。
つい良い所を見せてやろうとゆっくり走って頑張るが途中で落ちてしまう。そしてニーグリップを意識していた筈なのに、自転車のバランス取りのように蟹股に体が動いてしまった。
ごもっとも。
10年のブランクはやはりでかかった。
あい。落ちたら試験の場合は中止なのである。落ちるよりも完走。これを肝に銘じる。と、必死こいて乗っているとあっという間に50分が過ぎた。
教官が手招きして、1時間目はこれで終了。
いや、自分の希望なんだから、そらおもろいがな。
とにかく、大型は中型程コントロールが楽ではないと言う事が判った。 さて、次は10分の休みに続いて2時間目である。次は急制動をメインにするらしい。難関の急制動である。ちょっと不安・・・。