2006年6月11日 最後の教習日
さぁ、やって来ました最後(になれば嬉しい)の教習日11時間目。
今週梅雨入りしたばかりだが、予報では晴れのマーク。
さて、よいよ来週は検定だが、その前に、先週の教官からの情報ではコースは当日発表で、しかも、今まで走っていたコースでは無いとの事だったので、どういう感じなのか、今日の朝、検定の下見をしてきた。
教習所に着いたら、ちょうど検定が始まったばかりの中型が走っていて、要所要所で検査員?が無線でコースの指示をしている。・・・ホントに無線でやってるよ。
緊張の中、無線でどうのこうの言われたらパニクルだろうなぁ・・・・。その中型は全てのコースでそつなくこなし、どうやら合格しているようだった。
初の第2コース走行
とまぁ、ちょっと不安になりつつ下見を終え帰宅したのだった。で、今日は初めて行く2コースを回るとの事だ。一応予習はしてきたが上手く行くかどうか・・・。 いつもの様に最初はスラローム等の課題をやって体をほぐす。
今まで1週間のブランクが結構響いていたのだが、今週はかなり影響は少ないようだ。問題だったスラロームも、先週覚えたコツで走ってみるとなんとか走れた。タイムも6秒程。なんとかなるかな・・・。
しかし、乗っているこの71号車。やっぱエンジンが調子悪い。先週は調子よかったと思ったんだが、今週は中速トルクが薄い気がした。しかもフレームが歪んでいるのか、右にバランスを崩しそうになる・・・。もうちょい、ええマシン貸してくれよな・・・。
さて、教官がおもむろに中型で私の前に入る。
あいよ。
踏切
初めて行くコースには踏み切りが有った。・・・・そういえば、踏み切り見なかったよな。こんな所にあったんか。
踏み切りといっても、段差やかまぼこ型に盛り上がっている訳でも無く、単純に一旦停止なだけだ。門真試験場では本物っぽく盛り上がり、遮断機のような物も付いていた。(今はどうかしらんが。あ、そういえばコース改修があったて言ってたな。どうなったんだろ?)そこで軽い坂道発進をしなければならなくなる。更に、そこには色んな待合で人が多く集まる所になっていて、ギャラリーの目の前で坂道発進をしないといけない結構緊張する所だった。今思うと懐かしい・・・。そんな思い出に浸りながらくるくるとコースを回り、急制動が終わった時に教官から指摘が入った。
リアブレーキランプが点いてない?
え?いや、踏んでますけど?壊れてるんか?大体、そんなに強く踏んだらだめじゃん?
えー、今頃そんな事言うなよ、わからなくなる・・・。とりあえず再トライ。
キューーー!
思った通り、リアがロック。駄目じゃん!うーん、とりあえずバランスを自分流に戻して再トライ。すると、教官から「○」の合図。
何なんだよ~。結構これって感覚がナーバスなんだから、今頃そんな指摘してバランス崩すような事言わんでくれよな・・・。
動揺を隠せない
ま、そんなこんなで今度はそのコースを一人で回る。急制動の動揺と新しいコースで頭の中はぷちパニック状態。するとやはりフラフラしだす。
だ、駄目だ。精神状態が如実に挙動に出てしまう。・・・平常心平常心。
2コースを有る程度回ると、今度は1コースを回れとの事。動揺収まらず、色々頭を駆け巡ると1コースさえ忘れてしまう。
あ・・・、どっちだっけ?うえー、まずいなぁ・・・。
思わず、コース上停車。
あ、そうだわ、こっちだ。・・・あい。
ってな感じで、動揺しまくりで暫く走る。で、教官、指導塔でちゃんと俺を監視しているのかと思いきや、全然ちゃう所を見て大あくびしている。
ちゃんと見ててくれよなー。まぁ、安心してくれてるのかもしれないが・・・。教官、仕事しろ。
それから暫く走っていると、もう終了の時間らしい。時間の経つのが、めっちゃ早い。考え毎をしていると時間の経つのは、やはり早いのである。
ほんとかよ?
は、なるほど。確かにびったり寄せてたな。寄せすぎか・・・。あいあい。で、さっきのリアブレーキが一体何だったのか確認してみる。
ブレーキランプが点いてないとの事だが、故障か?と思ったが、そうでもなさそう。で、詳しく聞いてみると、
あぁ、そっちかよ。確かに力抜いてるかもしれん。
あいあい。じゃぁ、今まで通りで急制動して、止まってからリアブレーキを気をつけるよ。・・・しかし、急制動での不安が残ってしまった。教習の中で一番波乱に満ちた1時間だった。
次は、いよいよ予定では最後の教習である。