MITSUBISHI RDT241W
もう一昔の世代になってしまった。お世話になっていたのだが、急に映らなくなってしまった。スイッチ部分のLEDは点灯しているのだが、「入力信号なし」というメッセージもなく真っ暗・・・。映らなくなるきっかけは、スクリーンセーバでブランク(表示しない)から復帰してもそのままの状態。筐体を叩いてもコネクターをぐじぐじやっても一旦消えると付かなくなって、翌日になると何故か表示されるような状況。
兎に角分解
これだけ大きな画面なのでバックライト切れでもなさそうだ。恐らく電源モジュールのコンデンサパンクか半田クラックじゃなかろうかという事で、一度分解してみることにした。
まずは、大きな台座を真ん中にあるビスを外してとりはずします。で、ビスのメクラ盤を外してビスを取ろうと思ったら、なんとフェイク!Σ(゚Д゚;)
全部はがしてみたけど、全部フェイク。
なんの~ための~フタだ~これは~♪ (奥田民生風で)
ちゅーことは全部はめこみ式?
最近の家電はこうなっているから嫌いだ。しかも、一般のはめ込み式のようにマイナスドライバーでコジる隙間もなく、ぎっちぎちに嵌め込んである。
うーん・・・。嵌めたら二度と分解できないようにしているのか?
でもよーく見てみると、外れそうな隙間を見つけたので、薄い金属板(今回はスチールの定規)を間に挟んでコジると、「バキ、バキ」と上手く外れて行ってくれた。
正面のベゼルを外すと、スイッチが本体と繋がっているコネクタがあるので外す。
次に裏側が本体にがっちり嵌っているので、上下にある爪をマイナスドライバーでこじって外していく。
液晶画面を下にしてカバーを上に持ち上げる形で、カバーは外れてくれる。
中のカバーを外すと基盤が姿を現す。
基盤を良く見てみてもコンデンサパンクはなさそう。じゃぁなんですか?
直った?
今回は、電源が入らないわけではなく、どうやら信号を受け止めてくれてなさそうなので、真ん中にある信号解析の基盤が怪しいと見た。真ん中の基盤だけ外して、とりあえず 半田クラックを疑って片っ端から半田を盛りなおした。どうもコネクタの接続部分が怪しそうなんだが・・・。
もう一度基盤を装着してテスト。
以前はスクリーンセーバで1時間も放置すると点かなかったが、何度同じようにしてもちゃんと表示されるようになった。
うーん。
自分でも半信半疑なのですが、とりあえずこれで様子をみっか。という事で再組立て。
ここで気を付けなければならないのは、先に裏側のカバーをつけてしまうと、全面ベゼルのスイッチ部コネクターが短いので、嵌められなくなる。なので、先に本体に正面ベゼルを装着してからコネクター接続。それから裏側カバーで本体を挟む形でつけるのが良いみたい。
元に戻して完成。
現在使用中。このまま使えたらいいな。
コメントを残す