システム警告?
どうも最近、自分でこの自分のサイトをEdgeでチェックしていると訳の分からん以下の警告が出る。
そして以下のサイトにリダイレクトされ、最終的には「OneSafe PC Cleaner」というサイトが表示される。これだけではなく、他にも「トロイの木馬等に感染している」等、色々出てくる。
勿論、ポリシー違反になるので自分のサイトを自分でクリックする事はしない。なので、表示しているだけでリダイレクトを起こす仕組みになっているようだ。そんな機能を許可するのか?だとしたら広告登録時のチェックが甘いという事だ。
IE、Edge以外のChrome等では発生しない。恐らくはIE、Edge内の機能を利用したものだと思われるが、どうやらWindows7系でよく発生している模様。Windows10でも最新のアップデート1803が当たっていない場合のIEやEdgeで出るようだ。(現在も検証中)
え?俺が感染しているのか?
自分で私のサイトを見ていたので、私のサイトか、私のPC自体が感染しているのかと大変焦ったのだが、どうやらこのGoogle広告に仕組まれたリダイレクトから表示されるらしい。勿論Googleが意図的に行っている訳ではなく、Googleに掲載を依頼した広告主が仕組んでいるものと思われる。
履歴を追うと、
- trker.trckgrt.com
- dailypromos.website
- www.onesafe-software.com
の順に飛んでいるようだ。
ブラウザバックをしても、404.Not Found等、どの広告からリダイレクトされているのかが分からないようになっていて、更には、この現象は一度表示すると暫く出てこないという、巧妙な手口を取っている。
最後のonesafe-softとか言うサイトは、海外の製品らしく、結局は有償版を買うように誘導される。なので、このような画面が出た場合は、焦らず騒がず無視が一番。だが、消しても閉じても再起動しても消えないというまた腹の立つ動作を取ってくる。
回避策
Ctrlキー+wキーを押してブラウザのタブ毎強制的に閉じる。恐らくは複数開いてしまっているので、全部閉じるまで続けてください。そして、Edgeでは閉じる前のタブを記憶しているので、ブラウザのタブを全部閉じる事が出来れば次回からは出てこなくなる筈。念の為、OSを再起動してください。
予防策
この類の詐欺は日々進化しているので、予防が完璧という事は言えません。一応ご自分のアンチウイルスで全スキャンし、Malwarebytes AdwCleaner(信頼のあるVectorや窓の杜等のサイトから本物をダウンロードしてください)でも、自PCに感染していないかをチェックする事が大切です。このAdwCleanerソフトは今の所大丈夫です(汗)そして、IEやEdgeを使わない方が良いと言うとマイクロソフトから怒られそうなので言えませんが、信頼のあるブラウザを使うという事も一つの予防策です。
おことわり
私のサイトに採用させてもらっているGoogle広告の表示設定では、「デリケートなカテゴリ」と呼ばれるいかがわしいサイトの広告は全てブロックしています。また、今回の関連されるような海外のサイトや関係のない広告は出来る限りブロックしています。今回の現象を受け、該当広告をブロックしようとするのですが、リダイレクトを繰り返す仕組みの為、どの広告でこうなったかがわからず、サイト管理者として処置が今のところ出来ていません。勿論、このサイトに仕組んだ意図的な広告ではありません。
こういう詐欺サイトへ誘発される広告は、私のサイトだけでもなくGoogle広告を設置している無数のサイトで存在しており、Google自体も対策にはいたちごっこ状態と言うのが現状なのではないかと推測します。また、ウィンドウズアップデートで解消する事例もあるので、Google側としては広告依頼時での固い審査や拒否はせず、ウィンドウズのシステム上で対策をするような、そんな方針なのかと推測します。こればっかりはGoogle側に任すしかないのですが、そもそも論としてそんな悪意のある広告が出る事がわかってるなら掲載するなよ言われるかもしれませんが・・・。
対策が判れば迅速に出来る限り対応いたしますので、今後とも、当サイトをよろしくお願いします。
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