NEC VALUESTAR N VN770(グランベリーレッド)HDD換装
Windows7搭載、地デジ、BS、CSチューナー付きのNEC21.5型ワイド液晶モニタ一体型パソコン VALUESTAR N VN770(グランベリーレッド)のHDDをSSDに換装する。だが、もう10年前の製品。勿論アップデートも終了しているOSであり、ウィンドウズ10にアップグレードを行いたい。
先ずは分解
PCをうつ伏せに倒し、ネジを本外す。
ネジ11本(緑丸印)を外す。メモリ、BSカードスロットのネジ(青丸)は固定とは関係ないので、外しても外さなくてもいい。
裏蓋を開ける
いつもの難関。例にもれず爪で止まっている。スパッジャー等で外していく。順序としては、上側を外してから、下をてこって外す。
最初の差し込み口としては、写真の位置が一番入りやすく、外れやすい。背面側から正面に向かって差し込み、上側にテコるとパキという音と共に外れてくる。それを上面の一片行う。
上面が終わったら、反動で爪が戻らないように布か何かを挟んでからモニタを下側に倒す。
足の付け根とカバーの間にスパッジャーを差し込み、隙間が空いた所でマイナスドライバーを差し込んで、ねじるようにテコると下面ツメは簡単に外れる。勿論下の足側にも傷が付かないようにテープ等で養生する必要がある。
爪自体の構造は、四角い形でお互いの凸凹が嵌っているスタイルなので、スパッジャーで隙間を少し広げ、ケースを外す方向へ力を入れると外れてくれる。
特に底辺はいくらスパッジャーを差し込んでもテコるポイントが出てこない。裏蓋を手前に引いても何をしても外れなかったが、この横から外す方法で楽に外れた。
内部が露わになった
やはり長年使っているので、ファン廻りには埃が堆積している。だが10年という月日の割には綺麗だ。
ハードディスクを取り外す
説明は要らないぐらいど真ん中に鎮座する。ここで気を付けないといけないのは、SATAケーブルが爪付きのコネクタなので、そのまま固いからといって力尽くで抜いてはいけない。
一度、ケースのネジを外し、HDDを裏返してから外せば楽にアクセスできる。赤枠の爪を押して抜くのだが、電源側の爪はまだ良いのだが、SATA本体のケーブルコネクタの作りがチープで、プラスチックの固い爪が付いていて、指で押してもロックが外れず、小さなマイナスドライバーか何かでおしてやらないと外れない。下手するとHDD側のコネクターを折ってしまいそうな勢いで押さないと外れないという厄介なものなので、力強くかつ繊細に押して外してやる。
後は、好みのストレージに替えて逆の手順でくみ上げる。くみ上げる時の注意点としては、なかなかパネルが嵌らないので、底辺をこの角度で刺してから上側を徐々にはめていくと嵌りやすい。
ただ、この角度だとテレビアンテナコネクタが邪魔をするので、少し上に押し上げながらはめる必要がある。
ウィンドウズ10へアップグレード
無事SSDに換装し、速くなった所でウィンドウズ10へアップグレードする。本体のウィンドウズ7ライセンスがあれば10へのアップグレードはライセンス的には問題ない。
だがしかし。
アプリケーションに問題がある。スマートビジョンというTV視聴する為のアプリがウィンドウズ10の障害となり、削除しないとアップグレードできない。ソフト&サポートナビゲータという便利なアプリがインストールされており、これはアップグレードに引っ掛からないので、後で再セットアップすればいいかと思って、アップグレードしてみた。アップグレードは問題なく終了し、ワイヤレスキーボード等のデバイスもちゃんと認識したのだが、そのソフトインストーラを起動しても白い枠しか出て来ず、動かない状況となった。
落胆。
調べるとMSストアから新しいバージョンをダウンロードできるらしいので試そうとしたが、結局、MSストアから直接はダウンロードできず、2016年以前のPCであれば、このPCの「ソフトインストーラ」に相当する「お勧め設定」の「LAVIEアプリナビに追加」からインストールできるらしいのだが、残念ながらこのPCには存在せず、結局インストールは出来なかった。もしできたとしても、レビューを見てみると酷評だらけでまともにインストール、動作しないようだった。
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