操作を完了できませんでした (エラー 0x00000709)
2021年10月に発生している共有プリンタ不具合は、ウィンドウズアップデート「KB5005565」が原因のようですので、このアップデートを削除してください。
プリンタサーバＰＣ：Windows10 Professional 64bit
プリンタ追加ＰＣ：Windows11 Professional 64bit
ネットワーク環境：VPN 名前解決無し、hosts無し
共有プリンタ:2台、USB接続
という環境で、共有プリンタを追加しようとすると、
操作を完了できませんでした (エラー 0x00000709)
プリンター名を再度チェックして、プリンターがネットワークに接続されていることを確認してください。
と、無常のエラーが。
原因が見つからない
プリンタ名はネットワーク上から見えているのに、なぜか先に進もうとするとエラーになる。ドライバの再インストール、ファイアウォールやDNS関係を調べてみたが、勿論再起動もしたが効果なし。2台とも同じ現象なので、ドライバーとかのレベルではない。ローカル上の他のPCから追加すると問題無く追加できる。
ルータ超え出来てない感。
客先管理のルータだし、どういう設定かも分からないし、客先もネットワーク業者まかせで管理者おらず、問い合わせすら出来ない。USB接続も信頼に乏しい。
RDSでバリバリ稼働中のサーバなので、おいそれと再起動もできず、下手したら全拠点の端末が止まるので操作は毎度の事ながら腫れ物を触るようにヒヤヒヤする。
何が原因だか見当つかず。ネット検索でもドライバの再インストールやレジストリの修正等ばかりで全く該当しない。自分はリモート操作をしているのだが、現地にも人員派遣しており、作業時間のタイムリミットも迫ってきている。状況は悪化するばかり。
原因はPC名（8文字以上はNG）
もう一度よくPCを調べてみる。するとPC名が長い事に気が付く。20文字以上はある。確認すると、どうやらユーザが決めたらしいのだが、名前に特に拘りはなさそうだ。しかし、ローカルでは使えたし、NET/BIOSでの制限は関係ない筈と思いつつPC名を8文字に変えてみたらそれがビンゴ・・・。
共有プリンタ名も8文字以内にする方が吉
TCP階層での共有名はまだ8文字しか扱えないという事なのか？いやいや、NET/BIOSでは15文字までしか認識できないからそれか。調べるとマイクロソフトのドキュメントによると15文字以内とあった。
プリンタを2台共有していたが、これで2台ともすんなり追加できるようになった。
ローカル同士でも同じ現象が発生したので、ルータ越え等は関係ないかもしれない。
なにやらレジストリやらドライバーやらを更新せよと色々記事が出ているが、単純に名前が長いだけだった。
最近のプリンタはネットワーク接続が当たり前になりつつあるので、PCからの共有は殆ど無く、また、ここまで長いPC名付ける事もないので稀なケースという事で処理。
いやしかし、久しぶりに焦った。
コメントを残す