ガソリンサブタンクの作製と、CB1300SF(SC40)キャブレター同調後のアクセルフィーリングの変化について。

自作ガソリンサブタンク

既製品で2,3千円出せば買えるのでしょうけど、そこはそれ。貧乏なので使えるものは使っちゃえと言う事で、色々工夫してみた。タンクの代用として使ったのはLLCの空き容器を再利用。これだと取っ手が付いているので引っ掛けられる。そして、ガソリンを入れても暫くは平気でしょう。

どこかで役に立つはずとストックしていた(←これが貧乏性)この容器がようやっと日の目を見ることが出来た。ホース接続部には適当な穴の開いた凸型予備部品をワッシャではさみ、エポキシで接着。所さん絶賛のタミヤパテでもいいのかな?・・・あれって対油性はどうなんだろう?

バイク側チューブとの接続は、アルミのエアコン配管(低圧側)を利用した。あとは、ここにコックをつければ完璧なんだが・・・。

一つ失敗したのは、その予備部品が短すぎてホースを止めるシロが短い為、ホース固定不足と言う所。

一応エポキシで引っかかり部分を作り、タイラップで縛ると引っ張っても取れなくはなっているが、抜けない保証はどこにも無い。これが抜けるとガソリン噴出、エンジンに掛かると発火して炎上する危険がある。これは流石に恐ろしいので、接続部部を長くして2作目を作っておこうと思う。

と言う事で、買うと2、3千円する所を浮かせる事が出来た。

最初に代用していたサブタンクは逆さにした注油容器で、100CC程度だったからガソリンの減り方が異常に早く、すぐになくなってしまう。この容器にガソリンを1リッター注いで同調作業をしてたが、当然ながら目に見えて減るような事はなくなった。メルセデスSLRみたいに98Lが数十分でなくなるエンジンなら別だが。

キャブ同調調整の結果報告

さて、キャブ同調を行った後のインプレッションはどうかと言う所だが、本日乗って確かめてみた。

トルクは2割り増し

アクセルをそんなに捻らなくても、スーっと走ってくれると言うフィーリングに変わった。なので、6速が欲しい言う感覚は薄くなった。足らない感は足らないが。

アクセリングが、非常にリニアに変化

アクセルにすなおに追従して回転が上がってくれる感じになった。以前は、アクセルワイヤーの遊びを取らないと操れなかった。CB1300SF SC40 マフラーサウンドチェック映像を観てもらえれば分かると思いますが、回転が唐突過ぎる。これが扱いにくい為にしてしまっている証拠だった。

音まで変わった

そして、加速時の音も変わった。以前はシュイーンと言う音が目立っていたが、今回は、どりゅりゅりゅ!と言う小気味良い音が出てきた感じになった。マフラーも焼けてこなれてきたのか?とも思うが、明らかに違う音と、そして2割り増しのトルクで加速してくれるようになった。なんだ。純正でも良い音出るじゃないか。ちょっと見直した。

クラッチミートの改善

更に、やはりよくなったのはクラッチミート。ハンクラ部分が多くなったような錯覚に陥る。要は、アイドリングからのトルクが増している為、クラッチを繋いでも回転が落ちない。即ち、その分更にミートさせる事が出来、結果ハンクラ部分が多くなったように思える。所謂、レバーにミート感覚が出たと言う事。これが当初、遠い、ハンクラ部分が少なかったと言う所。だから、発進が凄く楽。と言うかこれが普通。今までは「か細いトルク」に合わせるように恐る恐るミートしてた。そして、通常の感覚でミートすると「ぶちゅん」とエンスト・・・。これは非常に恥ずかしい。正直、違うバイクに乗り換えようと考えちゃってましたが、この扱いやすさが戻ってくれたので、逆に良いバイクだなぁと惚れ直す事ができた。

とまぁ、同調やって正解!と思った週末でした。
ちゃんと正規の性能に戻ってくれたので、これからまた色々弄って楽しんで行く事が出来そうだ。

そういえば、もうすぐクリスマスか・・・。1年早いなぁ。