人形峠
知らなかったのだが、身近にウラン採掘鉱山跡があった。昔からウランは輸入に頼っているものだと思ってた。
それを知った発端は、言うまでもないこの原発事故からであるが、現在、インターネット上で全国の射線量を表示するサイトがあり、岡山県でもそのサイトは存在した。その箇所は岡山と鳥取の県境にある人形峠という箇所に固まって存在していた。
で、岡山は原発がない筈だし、第一なんでそんな所にモニタリングポストがあるのか?と単純に疑問をもってそのサイトを調べてみると、人形峠環境技術センターというものらしい。もともとはウラン採掘現場だったのに、「ウラン」と言う文字は一切なく、放射能と言う危険性をひた隠しにしている実情がうかがえる。これも独法である。これは仕分けに引っ掛からなかったのか?と言うか、こういう問題は取り上げないのかねぇ?
いつも汲んでた湧き水
というか、この人形峠はよく足を運んでいる場所で、確か山の反対側(鳥取県側)だとおもうが、サービスエリアがあって、そこでよく休憩をしていた。それにそこには湧水があり、おいしい水だという事でよく汲みにいってたりしていたのだ。
おいおいおいオイ!(怒)
しらんかったでそんなもの。こういうの風評被害とか言われそうだが、現実を知ってもらうために書いているのであって、誤解して欲しくないという事を一言書いておきます。
・・・というか、大体地元の人は良く知っているらしいし。(知らなかったのは私だけか)
京都大学原子炉実験所のサイトに人形峠の事が「ウラン採掘と人形峠旧ウラン鉱山」と言う題目で書かれていた。その記事によると、ウラン採掘で副産物として生まれた放射能が含まれた残土の問題で今も問題となっているらしい。また、当初は原発と言うトレンドに乗り遅れないように、国民自体が推進しているように書かれていた。おそらく、これも危険性などなにも情報伝達がないままに行われてきた結果なんだろう。
核物質の平和利用なんて、かのSF映画「エイリアン」に出てくる、その極めて強暴な生物を、どこかの企業が地球に持ち帰り軍事利用しようと企んでいる事と同じではないか。
トリウム230の半減期
ウランの半減期は45億年。トリウム230の半減期は80万年とか、人類の歴史をはるかに超える年月が必要だとか。こんなもん何故に扱おうとしたのか、まったくもって理解できん。おそらく、「金は命より尊い」という考えをどこかの偉いさんは持っていたに違いない。
私がこの土地で生まれ育っておらず、地域の情報に疎いという事もあるのかもしれないが、とにかく、こんな身近にそんなものがあったなんて知らなかった。・・・というか、隠してたんだろうから知る由もない。
・・・最近、歴代に渡る不正や隠蔽、隠匿、ごまかし等々、「ズルイ」問題が明るみになってくる。叩けばたたくほどでてくる。なんなんだ一体。大人ってなんでこんなにズルイのかね。とつくづく思う。
という私も、いい大人(つーか、おっさん)で、嘘をついた事がないというと、それまた嘘になりますが、子供の頃から見てきた「嫌な大人」にはならないように気をつけて生きていきたいなーなんて思ってます。
なんのこっちゃ。
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