HDL2-AAシリーズのNAS
普通ならネットに接続して、I-O DATAさんお得意のNarSuSで監視して(データを送って)データクラッシュを未然に防ぐ運用が出来るのだが、場合によってはクローズド環境で使う事もある。
ネットに繋がないとランプが赤点灯してしまう。
IO-DATAのサイトで機器保証を受ける為に製品のアクティベーションのような手続きを行うが、今回はそのクローズド環境で運用するのでその登録のみという作業だけとなる。当然、NASはNarSuSにデータを送信しようとするが、ネットに接続できないのでエラーとしてログに残り、NAS正面下部中央の一番大きなLEDが赤色点灯となる。左横に各HDDのステータスランプがあるので、物理的に壊れていない事は判るが、一体なんのエラーなのかは管理画面から見てみないと分からないし、ネットに接続できない事が原因で赤ランプは非常に困る。
オフライン用の設定をするが・・・
説明書には通知設定をオフにする事でNarSuSに接続しないようになり、エラーは記録されなくなるとの事だったが、色々設定を変更してもエラーは記録されてしまい、赤ランプは点灯してしまう。
個別NarSuS設定の注釈に、インターネット接続環境でない場合は設定できません。とある。そりゃNarSuSはインターネットに接続しなきゃ意味がないのは分かる。よくよく調べてみると、どうやらこの設定自体が、ネットに接続しないとこのローカルのNAS自体の設定が切り替わらない。という意味らしい。
私の頭の中では、インターネット接続環境でない場合は接続できません。と読み替えて解釈してた。なので、「ローカルの設定は切り替えるが、ネットNarSuSには使えない」と言う意味ではなく、本当に「ローカル自体の設定も反映されない」らしい。
なんで?普通そう思わない?あれ?俺だけ?じゃぁ、本当にネット環境が無い人はどうするんだよ。と言う文句はおいといて・・・。
不具合回避方法
このNASを一時的にネットに接続させてから、NarSuS設定を「有効」→「無効」と、それぞれ一回ずつ設定し、もう一度、ネットを切断したローカル設定に変更して様子を見てみる。
緑になった
一昼夜置いてもエラーランプは緑のままで、現象は再現しなくなりました。
考察
「ネット有りき」の、この世の中ですが、未だネットには不信感を持っている人も少なからず居る。
NarSuSのサービス自体は素晴らしく便利なものだが、使わない人への配慮が少し欠けている気がしました。
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